「世界の果てにあなたと待つ」レビュー

ストーリー紹介

この書籍は、海外留学中の主人公、亜季加が出会ったフランス人青年、フィリップとの愛の物語です。亜季加は、日本人としては珍しくエスペラントという国際語を話すことができ、それを通してフィリップと出会います。お互いの国の文化や言葉の壁を越えて、2人は徐々に親密になっていきます。しかし、お互いの国の現実や家族との関係が影響し、離れ離れになってしまいます。彼らの愛の行方は…?

感想

この本は、異文化間の交流や国際語でのコミュニケーションが描かれており、とても興味深かったです。特に、エスペラントについて初めて知り、留学中に身につけた亜季加の言葉の力に感銘を受けました。また、日本とフランスの文化の違いや、家族との反応もリアルに描かれていたため、2人の関係に注目しつつ、物語に引き込まれました。

ただし、物語の後半に行くにつれて、展開が予想通りであるため、感動が薄れてしまったのが残念でした。また、物語終盤で起きたドラマチックな出来事について、少し情報量が足りないと感じました。

まとめ

「世界の果てにあなたと待つ」は、異文化間の交流とエスペラントに注目した作品であり、海外留学経験のある方にもおすすめできる一冊です。物語後半の展開には少し物足りなさがありましたが、2人の恋愛模様には感情移入できる場面もあります。


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