『ちはやふる』第一巻

感想

『ちはやふる』は、競技かるたを題材にした競技漫画です。主人公の綾瀬千早が、小学校時代に出会った同級生の太一と共に、かるたの強豪校・御崎ふたば高校に入学してからの活躍が描かれます。

第一巻では、綾瀬と太一が御崎ふたば高校のかるた部に入部するまでの経緯や、練習試合での活躍が描かれています。競技かるたは、リアルで見たことがない人でも、詳しくは解説されていないものの、なんとなくルールが分かるように描かれていると思います。

ストーリー自体は、競技漫画としては王道の展開で、特に目新しい要素があるわけではありません。しかし、キャラクターたちがとても魅力的に描かれているため、巻を追うごとに彼らの成長や恋愛模様にも興味を持てるようになっています。

また、千早が見たことのない機体を見つめているシーンでは、画面に「目線」が描かれるなど、演出の細かさも見逃せません。絵柄自体は繊細なタッチで描かれているので、細かな表情や仕草にも注目して読んでみると、作品の奥深さを感じられると思います。

総評

『ちはやふる』は、どちらかというと女性向けの作品とも言えますが、競技漫画好きなら男女問わず楽しめるのではないでしょうか。第一巻を読んで「次が気になる!」と思わせるようなストーリー展開は、どの世代の読者にも訴求力があると思います。


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