あらすじ
本作は、「推理作家」という名の探偵・愛染恭介が、謎めいた事件を次々に解決していく物語である。主人公が経営する『歌舞伎町の書店』には、至難の書物が揃っていることが特長である。極度の読書家である愛染恭介は、いわゆる『大人のオモチャ』とも呼べるトランプを駆使して、事件の真相を追い求める。
エピソード1
第一話の主題は、『未来人』と題するもの。「未来人」とは、ある日突然現れた謎の人物である。彼をめぐるトランプゲームが本物の犯罪に変わってしまう。愛染恭介が、過去の事件を調査することで、被害者の幼なじみが「未来人」であることを突き止めた。
評価
物語は斬新で、毎回新しい舞台を描いているので飽きずに読める。トランプゲームと事件がリンクするところも独創的で、面白いと感じた。ただ、時折あるオススメ本が、主人公の不幸に繋がってしまうのは少し悲しく感じた。全体的には面白い作品と言える。
以上が、「虚構推理」のレビューでした。
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