背景
『ゆうばり』は、北海道の小さな町ゆうばりを舞台に、それぞれの事情を抱えた人々が織り成すドラマです。2019年にフジテレビ系列で放送され、高い評価を受けました。2021年には続編となる『ゆうばり再生計画』が放送されるなど、多くの視聴者から注目されている作品です。
キャスト&ストーリー
このドラマには、坂上忍さん、中井貴一さん、松田龍平さん、柴崎コウさんなど、実力派俳優が多数出演しています。彼らが演じるのは、ゆうばりで暮らすさまざまな人々。銀行員、漁師、政治家、不動産屋、高校生など、背景も職業も全く違う人々たちです。
ストーリーは、主人公である銀行員の松田龍平さん演じる高橋亮平が不動産屋の柴崎コウさん演じる松田と共に、ゆうばりでの投資事業を成功させようと奮闘する様子を中心に描かれています。同時に、松田の父である中井貴一さん演じる高橋徹、松田の同僚である南明奈さん演じる服部香織、松田の元カノである有村架純さん演じる麻美などの人間関係も描かれています。
評価
このドラマの魅力は、登場人物一人一人が生き生きと描かれているところです。彼らの人間関係や背景、秘密などが明かされるにつれ、それぞれのドラマに引き込まれることができました。
また、美しい北海道の自然や風景も見所の一つ。雪景色や夕暮れ時の海岸など、写真を切り取ったような美しいシーンが多く登場します。
ただし、登場人物が多数出てくるため、最初はどういう関係なのか戸惑うこともありました。また、ドラマのテーマがはっきりと決まっていないように感じました。投資事業を成功させるために奮闘することがメインのストーリーではありますが、人間関係を中心に、様々な問題が起こります。そのため、物語の深みはあるものの、何を見たいのか、何を伝えたいのかが明確でないと感じた点が残念でした。
まとめ
『ゆうばり』は、北海道の小さな町を舞台に、人々のドラマを織り成す切ない作品です。登場人物ひとりひとりが生き生きと描かれているのが魅力であり、美しい北海道の風景も見どころの一つです。しかし、登場人物が多いため最初は戸惑うこともあり、テーマをはっきりと決めていないように感じる点もありました。全12話で構成されており、ドラマ好きの方にはおすすめの作品です。
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