この本の特徴
本書は、戦後から昭和後期にかけての時代に、主婦たちがどのような料理を作っていたか、その背景や思い出を収めたレシピ本です。
各章のはじめには、当時の時事や社会情勢の紹介があります。また、料理のレシピに加えて、当時の写真や家庭の風景の紹介、家族のエピソードなどが掲載されています。
感想
私は、この本を読んで、昭和時代に暮らす主婦たちが、必死に生き抜く中で大切にしていた家庭の食事の思い出を垣間見ることができました。料理のレシピも、現代の私たちにも作りやすく、手軽に取り入れられそうなものばかりです。
特に、当時の家族のエピソードが印象的でした。夫の出張や子どもの病気、さまざまな出来事に対する主婦たちの知恵と工夫、家族の大切な思い出が、レシピとともに綴られている点が魅力的です。
評価
この本は、料理のレシピ集というよりも、時代背景や家族の思い出が綴られたエッセイ集に近い印象を受けました。食育や食文化への興味がある方にもおすすめの一冊です。また、この本に触発されて、自分でも昭和レトロな料理に挑戦してみたくなりました。
総合的に考えて、この本は5点満点中4点をつけたいと思います。
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