あらすじ
地球の老人たちが戦うための軍隊「コロニアル黒死病」に加入することで、惑星間戦争に参加する主人公ジョン・ペリー。彼は地球を離れ、宇宙に出て異星人と戦うことになる。しかし、ジョンが入隊したばかりの頃、コロニアル黒死病は危機に直面することになる。
感想
この小説は、アメリカの作家、ジョン・スカルジェッタが書いたSF小説です。近未来を舞台にしており、人類はすでに宇宙進出していて、異星人との戦争を繰り広げているという設定です。
主人公のジョンは、老人たちだけで構成される軍隊に加入します。彼がコロニアル黒死病に入隊した理由は、地球での生活が退屈だったからだとか、自分が死ぬ前に何か大事なことを成し遂げたかったという理由があるようです。
物語の中で、ジョンが戦う相手は、人間以外の異星人です。この設定がなかったら、単なる戦争小説になってしまうと思いますが、SF要素が加わることで、いい意味で予想が裏切られる展開が生まれていました。
また、老人たちしか加入できない軍隊なので、登場人物が全員老人というのも新鮮でした。彼らは老人だからこそ持っている知恵や経験を活かし、戦争に勝利するために奮闘します。
全体的には、サクサクと読める作品で、戦争描写がリアルなので、興味のある方にはおすすめしたい作品です。
評価
ストーリー:4 / 5
キャラクター:4 / 5
世界観:4 / 5
この作品のストーリーやキャラクター、世界観はどれも素晴らしく、読んでいて飽きませんでした。しかし、少し物足りなさを感じるところもあったので、星4つという評価にしました。
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