『鬼滅の刃』第1巻

あらすじ

大正時代、鬼に家族を殺された少年・竈門炭治郎は、唯一生き残った妹・禰豆子を人間に戻すため、鬼狩りの旅に出る。道中で出会った鬼殺隊の剣士・我妻善逸、胡蝶しのぶ、煉獄杏寿郎とともに、強大な鬼を相手に戦う。

感想

アニメ化されて大ヒットした作品の原作第1巻を読んでみました。

まず、挿絵が素晴らしいです。キャラクターデザインや動きの描写が非常に細かく、鬼の恐ろしさも表現されています。また、鬼たちもそれぞれ個性的で、倒すまでの戦いも激しく、とても読み応えがありました。

ストーリーも、炭治郎が妹を人間に戻すために鬼狩りをするという設定はシンプルながら、その背景や登場人物たちの過去なども描かれ、深い世界観があると感じました。

ただ、時代背景や登場人物たちの会話が古風であるため、読みづらい箇所がありました。それでも、鬼狩りという設定が現代的なアクション要素と絡んでいるため、オリジナリティがあると思います。

評価

総合的には、挿絵とアクションシーンに魅力があり、深い世界観もある一方、読みづらさも少し感じられたため、評価は4/5としました。

おすすめ度

アクションが好きな人や、鬼や時代劇が好きな人には絶対におすすめしたい一冊です。アニメを見た人も、原作を読むことでより深い世界観を楽しめると思います。