『世界の終わりとハーレムの少年』レビュー

あらすじ

突如現れた病原菌によって、男性がほぼ全滅した未来。そんな世界で唯一の男性・山崎竜也は、政府により35人の女性と共にドーム内に隔離され、研究のために生活することになった。しかし、彼が知った真実とは…。

感想

本作は、一見チャラそうなタイトルでありながら、本格的なサバイバルものである。

主人公の山崎竜也は、あくまで男性としてのアイデンティティを持ち、女性たちに対し同情的であり、まともに付き合おうとすることもある。また、彼らに繁殖能力があることを前提に政府の検査や実験により、精子を採取されるなどの試練に直面する。しかし、そんな中でも彼は必死で生き抜き、女性たちとの信頼関係を築く。

また、政府との対立や、謎の組織との戦いもあり、一つの想像で結末を予測することはできない。随所に仕掛けられた伏線は、最後まで意外な展開を予期させる。

全体的には、ドキドキする展開とエッチなシーンがバランスよく配分され、一気に読んでしまうことができた。特に、ラストは感動すること間違いなし。

まとめ

本作は、近未来を舞台にしたサバイバルものであるが、エロティックな要素もあるため、男性層にも楽しめるものに仕上がっている。ラストの感動が忘れられない。

参考書籍:世界の終わりとハーレムの少年(作者:リンク)


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