『月が導く異世界道中』

ストーリー

主人公・深月はある日、高校生活に疲れていたところ、深夜に異世界に転移してしまう。そんな深月を導くのは、言葉を話せる王狼・ヤマトであった。深月はヤマトと共に異世界を旅することになる。

レビュー

本作は、異世界を舞台にした人間ドラマに仕上がっている。主人公の深月が、異世界での生活に苦悩しながらも成長していく姿が見どころだ。また、王狼のヤマトが深月を導いていくため、毎回の目的地に向かう航路をどう定めるかという戦略性も楽しめる。

ただ、本作には登場人物の台詞が長く、プロットの細かなところまで言及されるため、全体的に文章量が多くなっている。そのため、中盤以降は読み進めるのに疲れを感じることもあった。

まとめ

異世界を舞台にした青春ドラマとしては、完成度が高いと言える。登場人物たちの成長過程を楽しみたい人にはオススメだ。しかし、文章量が多く、読み進めるのが大変な点があるため、長時間の読書に耐えられる人に向いていると考える。

以上、『月が導く異世界道中』のレビューでした。