概要
この本は、神経科学の基礎知識から、逆転合格者の多い理由、そして著者自身の神経科学研究についてまで、幅広い内容をカバーした1冊です。
詳細
まず、著者は逆転合格者が多い神経科学の分野について、「天才ではなく、努力で身につけられる分野」として紹介しています。そのため、偏差値70からの逆転合格者が多い理由を詳しく説明し、勉強のヒントを与えてくれる点が大変よかったです。
また、神経科学の基礎知識についても、非常にわかりやすく説明されており、初心者にもとっつきやすい内容になっています。
さらに、著者自身の神経科学研究についても触れられており、興味深かったです。特に、人工神経回路を使ったロボットの開発についての話は、将来性を感じる内容でした。
ただ、本書はやや内容が濃く、一気に読み切るのは厳しいかもしれません。また、図やグラフが少なく、イメージがわかなりにくい点が改善点だと思います。
まとめ
『平凡な脳は、驚くほどすごい なぜ神経科学は、偏差値70からの逆転合格が多いのか』は、神経科学に興味がある方にとって非常に興味深い内容になっています。初心者にもやさしい説明で、さらに逆転合格のヒントも与えてくれるため、勉強にもなります。改善点はあるものの、全体的にはおすすめの本です。
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