【概要】
「人生は食事とともに-人類の調理法から考える、食と文化の歴史-」は、料理人であり作家でもある野口仁さんが、調理法の歴史から食の文化を考える書籍です。
【感想】
この本は、調理法の歴史や食の文化について、知りたいと思っていた内容が詳しく解説されていました。例えば、アメリカでもよく知られる「七面鳥料理」が、実はイングランドのエリザベス女王の時代から始まったものであることや、世界の中でも料理が進化している場所があることなど、興味深い話がたくさんありました。
また、食の文化が、その地域の気候や風土、歴史などから発展してきたことにも驚きました。例えば、タイの辛い料理が発展した理由が、腐敗を防ぐために多くのスパイスを使うようになったことだったり、スコットランドの料理が肉や魚の保存方法に関連して発展したことも紹介されていました。
調理法自体も、火の使い方や食材の調理方法が進化することで、その土地でしか作られないオリジナルの料理が生まれることも分かりました。本書を読むことで、食の文化についての新しい発見がたくさんできました。
【まとめ】
「人生は食事とともに-人類の調理法から考える、食と文化の歴史-」は、調理法の歴史や食の文化について、詳しく解説されている本です。食の文化が、その土地の気候や風土、歴史などに合わせて進化していることや、調理法の進化が土地にしか生まれないオリジナルの料理を作り出していることなど、興味深い話がたくさんあります。食に興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
※本記事はフィクションであり、実在する書籍についてのレビューではありません。
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