『世界から猫が消えたなら』

ストーリー

主人公は、余命わずかな病に侵された30代男性。
ある日、男性は自宅で不思議な存在に出会う。
それは「ぼく」と名乗る、男性自身の命の対価として、世界中の猫たちが消える代わりに、余命を延ばすことができる存在だった。
男性は、日々世界に残されていく猫たちと、自身の人生と向き合っていく。

感想

この作品は、日本を代表する現代小説家・池井戸潤氏が手掛けた作品で、映画版も公開されるほど話題となった作品です。
激しい痛みに苦しむ男性が、世界中の猫たちと彼らを通して人生を見つめ直す物語は、非常に感動的でした。
特に、「ぼく」という存在の謎に迫る過程は、ミステリーのようなスリルもあり、面白く読むことができました。
また、日常風景と猫たちとの対比が、非常に美しく描かれており、心に残る作品となっています。
是非、多くの方に読んでいただきたい1冊です。

評価

評価:★★★★★
本作は、非常に上質な小説であると感じました。
ストーリーや設定の面白さ、読みやすさ、感動度、いずれも素晴らしいものがあり、オススメできる作品でした。
是非、夜空を見上げつつ、猫たちと共に読んでほしい1冊です。


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