概要
村上春樹の小説全作品をまとめた、6000ページを超える大ボリュームの本。単品で出版された小説を全て含み、初版から収録作品までの情報も詳細に解説している。
読みやすさ
この書籍は、付録も含めた全体の大きさが大変大きく、一回の読み切りが難しい。しかし、各作品ごとにセパレートされており、目次から直接読みたい小説を選び出すこともできるため、読みやすさには問題がない。
内容
内容については、村上春樹作品を愛するファンにとっては申し分のないものと言える。初期の作品から新しい作品まで、あらゆる作品が網羅されている。各作品ごとに詳細な物語の紹介や、背景の解説も詳細に記載されている。しかし、大量な情報が収録された割には、書籍内において掲載された全ての小説からの一ポイントのエッセンスが少ないと感じる読者もいるかもしれない。
装丁
装丁に関しては、村上春樹作品独特の世界観が反映されており、高級感がある。豪華な茶色の表紙には、村上春樹の名前が金色で印刷されており、特に目を惹くデザインとなっている。
価格
単品で出版された小説を全て網羅しているため、この書籍の価格はかなり高額だ。しかしながら、村上春樹作品の熱心なファンにとっては、これだけのボリュームと情報量がある書籍であれば、この価格であっても購入する価値があると感じることであろう。
以上のように、この書籍は村上春樹作品のファンには間違いなくお勧めできる一冊である。
コメントを残す