あらすじ
本作は、東京に棲む人食い種族“喰種”と、人間社会に生きる主人公・金木研の紡ぐストーリーである。人間と喰種との間には、理解することのできない深い溝が存在し、その対立関係が物語を展開していく。
感想
まず、本格的なダークファンタジー作品として、未読の方には強くおススメしたい。緊迫した情景描写や、濃密で緻密なキャラクター描写が本当に素晴らしい。
また、研究室での学術的な解説があるため、物語に登場する喰種や作中に登場する用語、用具の説明がわかりやすいところもおすすめポイントである。
ただ、シーンが切り替わっていることが理解し辛かったり、喰種の描写が過激過ぎて見ていられなかったりと、一部読者からは異論があることも残念である。
まとめ
本作はハラハラドキドキの展開に引き込まれ、物語の魅力に居心地のよさを感じることができる作品だ。ただし、暴力的な表現や設定が多いため、苦手な人には向かないと言える。全14巻の完結した作品で、一度読み終えたら他の作品が手が出なくなるほど、虜にされること間違いなしである。
参考文献:「東京喰種トーキョーグール月刊ヤングジャンプ」
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