書籍名「東京タラレバ娘」のレビュー

概要

「東京タラレバ娘」は、漫画家・森 末梨香による日本の漫画作品である。2017年にテレビドラマ化されたことでも知られており、女性たちの恋愛、仕事、友情を描いた話題作である。

あらすじ

中年に突入した三人の独身女性が主人公である。リオ、カオル、クマコという三人の女性は、いわゆる「タラレバ」と呼ばれる、仮想でなく現実に欲しいものを持たない女性たちである。恋愛においては不器用であり、仕事においても悩みが絶えない。そんな三人がお互いに支え合い、いざというときには力を合わせて立ち向かっていく。

感想

本作は、恋愛において不器用な女性たちの青春ストーリーである。主人公たちが、自分自身と向き合いながら、そしてお互いに支え合いながら、成長していく姿は、読んでいるこちらも胸が熱くなる。また、主人公たちの友情も本作の魅力の１つである。そんな中、ちょっとした笑いもあるので読みやすくて楽しい。ただ、時にはキャラクターが重い印象を与えることもあるので、読み進めるにつれて少し疲れます。それでも、最後まで読み終わると、何かスッキリした感覚が残る。全15巻の長編であるが、最後まで丁寧に描かれた作品であり、おすすめである。

レビュー by John Doe