書籍レビュー:「流れる星は生きている」

概要

「流れる星は生きている」は、作者である高橋克彦さんが地元の川で出会った「葛西用水のオニヤンマ」というトンボを題材に、自然や人々の暮らしについて描いたエッセイ集です。

内容

本書は、自然に触れることの大切さや、地球温暖化などの環境問題について考えさせられる内容が盛り込まれています。また、高橋さんが川で出会ったオニヤンマについて、綿密な観察に基づいた描写がなされており、読者はその美しい姿に惹き込まれます。さらに、川で暮らす人々の生活や、地域の歴史を紹介しながら、多様な生き物たちが共生する自然界の美しさを伝えています。

感想

本書は、環境問題や自然保護の重要性について考えさせられると同時に、その美しさに触れることができる良書です。また、高橋さんが自分自身で出会ったトンボを通じて、自然界の不思議さや神秘さを感じることができます。一方で、あくまでエッセイ集であるため、章ごとにテーマが異なるなど、統一感には欠ける点があります。しかし、個々の章が独立しているため、気軽に読むことができます。

まとめ

「流れる星は生きている」は、地球環境や自然界について考えるきっかけを与えてくれる、美しいエッセイ集です。特に、川に住む生き物たちを通じて、地域の歴史や人々の生活に触れ、自然と人間が共存する重要性を考えることができます。一度読んでみてはいかがでしょうか。

※本書は、高橋克彦さんのウェブサイトでも購入できます。


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