概要
「村上春樹全小説」は、村上春樹の全作品を収録した総集編です。初めて村上春樹を読む方からファンまで、全く異なる作品群を一つの本で読むことができます。
評価
村上春樹の作品を愛読している私にとって、この本はまさに夢のような存在です。最初に読んだのは「風の歌を聴け」でしたが、ここにはそれ以外に「ノルウェイの森」、「海辺のカフカ」、「1Q84」など村上春樹の代表作を収録しています。
それぞれの作品には独特な雰囲気があり、村上春樹の作品にしかない世界観が描かれています。特に「1Q84」は、二つの世界を舞台にして、主人公二人の物語がリンクしていく様が非常に面白く感じられました。
ただ、一つの本に全作品が収録されているという点は、持ち運びが大変であるというデメリットがあります。また、個人的な好みですが、順番に読むと独特の世界観に浸れるものの、作品の順番がバラバラになってしまうこともあり、ちょっとしたストレスを感じることがあります。
結論
「村上春樹全小説」は、村上春樹のファンであれば絶対に手に取りたい本です。初めての人には作品のオススメ順を考えながら読むと楽しめると思います。ただし、非常に重たいので、読む場所や持ち運ぶことには注意が必要です。
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