「新参者」著者:東野圭吾

ストーリー概要

ある日、東京の下町で愛車のベンツを運転していた裕太は、駐車場から出ようとすると柵にぶつかります。その時、近所に住む刑事の光永と出会います。

その後、裕太がベンツで通りを走っていたところ、除雪車を運転していた男が道路に飛び出し、裕太のベンツにぶつかります。裕太は出血多量で病院に運ばれますが、男は死亡してしまいます。

光永はこの事故を担当し、裕太が飲酒運転だったことを突き止めます。しかし、裕太は酒を飲んでいませんでした。そのことを何とか証明するため、光永は裕太の過去を調べます。

感想

東野圭吾の小説はどれも面白く、この「新参者」も例外ではありませんでした。ストーリーは最初から最後まで読み応えがあります。 犯人が意外な人物だったので、読んでいる間は犯人が誰なのか想像力を掻き立てられました。

特に、裕太と光永の関係性が心温まる展開でした。初めは食い違っていた二人が、事件とともに心を通わせていく様子が描かれていて、感動しました。

この小説は、犯罪小説に興味のある人はもちろんのこと、人間ドラマが好きな人にもおすすめです。東野圭吾の才能にあらためて感心しました。


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