『東京タラレバ娘』のレビュー

概要

『東京タラレバ娘』は、恋愛に悩む30代女性たちを描いたコミックエッセイである。原作は東京タラレバ娘シリーズを手がけた東村アキコ氏。

ストーリー

主人公の東京在住の3人の女性たち、真理子、ユリ、カツコ。共通の悩みは、恋愛。そんな中、あるきっかけで男性との交流が始まり、それをきっかけに思わぬ出会いや、再会がある。そして、女性たちは恋愛を通じて自分と向き合うことになる。

キャラクター

主人公たち3人の描写は妙にリアルで、まるで友達のように思える。真理子は普段から明るく元気だが、内心は不安が募っている。ユリは負けず嫌いで自信家だが、本当に求めているものは何なのか。そして、カツコは、30代にもかかわらずまだまだ子供っぽい部分がある。これらのキャラクターたちは、読者の共感を呼ぶこと間違いなし。

表現

東村アキコ氏の描写力は素晴らしい。単なるコマ割りや台詞ではなく、背景やイラストも含めて一つの作品として構成されている。また、リアルな恋愛描写も魅力的で、描かれるシチュエーションや心理描写に心を打たれる部分も多々ある。

まとめ

『東京タラレバ娘』は、30代女性たちの恋愛模様を描いた現代風コミックエッセイとして、大ベストセラーとなった。女性たちの悩みや、発言には共感すること間違いなし。また、描写力に優れた東村アキコ氏の作品は、コミックエッセイファンはもちろん、初めて手に取る人にもおすすめである。

参考文献：東村アキコ「東京タラレバ娘」