概要
本書は数学パズルを用いて、プログラマの思考力を高めることを目的とした書籍です。初心者向けから上級者向けまであり、プログラムを書く前に考慮することが多い問題にフォーカスし、その解法を説明していきます。
内容
本書は「パズルの説明」、「解法のアイデア」、「実際の実装例」の3つの項目から構成されています。パズルは数字パズル、ルート探索、論理パズルなど種類が豊富で、それぞれ難易度も異なります。解法の説明は分かりやすく、理解しやすいようにアニメーションやグラフィックスも多用されています。また、実装例ではPythonコードで実際にプログラミングができるため、理論だけでなく実践的なプログラマに必要な実力も構築することができます。
感想
本書は、パズル自体がとても面白く、解法を見つけるととても充実感があります。具体的な数学の知識が必要な場合もありますが、初心者でも理解しやすいように説明がされているため、数学に苦手意識がある人でも取り組むことができます。また、実装例も付いているため、個人の技量向上にも貢献すると思います。プログラミングに取り組む上で基礎力を養いたい、プログラマとして更に高みを目指したい人にとてもお勧めできます。
参考:『プログラマ脳を鍛える数学パズル』(著:山内 康晴 出版社:オライリージャパン)
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