ストーリー
本作は、天才物理学者であるシェルドンと、彼の恋人であるエイミーの物語である。
シェルドンは普段から科学的思考に固執し、感情表現や社交性に欠けるが、エイミーは彼と意外なつながりを見つけ、彼の人間的成長を促す。
2人の「異端」な関係をめぐる、彼らの友人たちのバックストーリーや別々の勉強法なども描かれる。
感想
本作は、一言で言えば「個性豊かなキャラクターたちの物語」である。
シェルドンが特に好きで、珍しい発想力や専門知識に興味がある人には非常におすすめだ。
また、恋愛要素もあり、エイミーがシェルドンに対してどのように接しているか、彼女自身の心理描写もあるので、恋愛に興味のある人にも楽しめると思う。
ただ、物理学などの専門用語やネタが多く出てくるため、それに触れられないと理解しづらい部分もあるかもしれない。
しかし、面白くて楽しめる作品であることは間違いない。
評価
本作は、個性的なキャラクターたちを描いた物語が好きな人にはとても楽しめると思う。専門用語も出てくるため、ある程度物理学や科学に興味があると理解しやすくなるが、著者が詳しく描写してくれているため、科学に詳しくなくても大丈夫だと思う。恋愛要素もあり、コミカルな描写が多く、笑いも取れるので、まさにエンターテイメント小説である。全体的に非常に読みやすく、おすすめの一冊である。
参考書籍:ヤングエース(KADOKAWA)
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