概要
「海を知ると日本史がわかる」は、歴史小説家の小松左京氏による日本史を海から見た視点で解説した書籍です。日本の歴史を縦断する「海」にスポットを当て、日本史を新たな角度から見つめます。
レビュー
この書籍は非常に興味深い内容でした。海岸線の長さが長い日本という国が、どれだけ海と深く関わっているのか、改めて認識できました。日本史を学んできた者として、新たな発見や知識が得られたことは大変有意義でした。
書籍は、時代毎に「海」に焦点を当てて解説されており、読みやすくわかりやすい文章表現なのも魅力的でした。また、船舶技術や海洋政策、幕府の海防政策についても詳しく説明されており、歴史学に興味のある方にとっては必読の書籍と言えます。
ただし、海に関する専門用語が多用されているため、初めて海に触れる方には少し難解かもしれません。専門知識を理解した上で読むことをおすすめします。
まとめ
「海を知ると日本史がわかる」は、歴史小説家でありながら海洋史への造詣が深い小松左京氏による、独特な角度から日本史を解説した書籍です。日本の歴史に興味がある方、また海に興味がある方には是非とも読んでほしい書籍と言えます。初めて読む方には、海に関する専門用語があるため少しだけ難解かもしれませんが、理解すれば興味深い読み物になると思います。
参考文献:小松左京『海を知ると日本史がわかる』(角川oneテーマ21)
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