「ノンフィクション作家はなぜ書き続けるのか」

概要

『ノンフィクション作家はなぜ書き続けるのか』は、ノンフィクション作家として活躍する三浦綾子さんが、自身の書き続ける理由や書くことの意味を深く掘り下げた一冊です。また、三浦さん自身のエッセイや、これまでの作品のエピソードも交えて、ノンフィクション作家の生き方を紐解いています。

感想

本書は、ノンフィクションを書くことに携わっている人だけでなく、自己表現に興味を持っている人にもおすすめの一冊です。三浦さんが自身の体験やフィールドワークにより書いた作品のエピソードが豊富に綴られており、読んでいると自分自身がそこにいるかのような臨場感がありました。

また、三浦さんが自身の作品を通じて伝えたい思いや人生観が、深く感じられました。例えば、「人の真実を書くことは誰かを殺すこと」という言葉は、相手のプライバシーや信念を尊重しなければならないことを教えてくれるものでした。

本書は、書評やエッセイのような文章が多く、読み進めるうちに三浦さんの心境や考え方が少しずつわかってくるように感じました。また、個人的には目次がしっかりしていたので、読み進めるのがスムーズにできました。

まとめ

『ノンフィクション作家はなぜ書き続けるのか』は、ノンフィクション作家として生きる三浦綾子さんの想いが詰まった一冊でした。三浦さんの作品を読んだことがない方でも、彼女のエピソードに触れながら、自分自身の書くことに向き合うことができるのではないでしょうか。

参考:https://www.amazon.co.jp/dp/B07CY331T3/


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