書籍レビュー：「群青戦記」

概要

「群青戦記」は、石井あゆみによる小説で、累計発行部数は400万部を超えている大ヒット作品です。ショートショート形式で、9つの物語が収録されています。キュレーション型小説アプリ「キュレーション小説アプリ トクマ・ノベルズ」にて、第1話が掲載され、その後書籍化されました。

あらすじ

本作は、現代の東京から戦国時代、近未来まで様々な時代背景での人々の群像劇を、ショートショート形式で描いたものです。1つの話が約15ページ程度の短さであり、読み切り感覚で楽しめます。「竜の城」では、妙麗（みょうり）という女性が、父親の仇討ちを決意し、出陣する様子が描かれます。その他にも、謎めいた宝石、過去の大恋愛、人類滅亡の危機など、様々な題材が収められています。

印象

本作は、短くまとまった物語が詰まっており、飽きることがありません。1話ごとに異なる時代背景に飛び込むことができるため、読み進めるうちに時代背景に関心を持ち、そこに興味を持つようになりました。特に「竜の城」のように、主人公の成功を願う気持ちが強く感じられる話は、繰り返し読み返したくなる要素があると思います。読後感も爽快で、オススメできる一冊です。

まとめ

「群青戦記」は、ショートショート形式での群像劇を描いた作品で、読み応えがあります。時代背景が異なるため、1話ごとに新しい世界観が広がるため、飽きが来ません。また、短い話であるため、読みやすく、さまざまなシーンが楽しめます。ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

参照元：https://www.hmv.co.jp/artist_石井あゆみ_000000000241791/item_群青戦記_9272799