書籍名:『魔法使いと黒猫のウィズ』

概要

『魔法使いと黒猫のウィズ』は、大人気アプリゲームの小説版です。アプリではストーリーが進むとともに、魔法使いが集めるカードも増えていくのですが、小説版ではそのストーリーを長々と堪能することができます。
主人公である「ルノと黒猫のウィズ」が冒険する世界観は、ファンタジー好きな人にはたまらないもの。魔法が氾濫している世界で、軍事力を持った魔法使いたちが勢力争いを繰り広げる中、ルノは自分自身の目的を果たすために冥王の加護を持つ存在「マスターチーム」に加入し、様々なトラブルや事件に巻き込まれながら成長していく物語です。

感想

この小説版は、ゲームに比べて物語に厚みがある上に、登場人物の心情描写も細かく書かれているため、「魔法使いと黒猫のウィズ」の世界に没頭することができます。
また、特に感銘を受けたのは、ルノの成長です。彼が進むべき道を自ら選び、前向きに自分らしく生きようとする姿勢が、ある種のパワーになって読者の心を包み込んでくれます。
物語自体も、事件やトラブルが次々と巻き起こり、退屈することがありません。最後は感動的なフィナーレが待っています。

評価

本書は、ファンタジーものが好きな人にはお勧めの書籍です。登場人物たちの成長や、魔法使いたちの戦いが描かれるため、どんどん物語に引き込まれていくこと間違いありません。
また、特にルノの成長に感動させられたので、1〜10で評価すると、9点をつけたいと思います。ただ、本文にはカラフルな挿し絵がなく、装丁もあまり目を引くものではないため、そこだけが少しひっかかる点かもしれません。


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