はじめに
村上春樹さんの全作品を網羅した『村上春樹全作品(1979-2018)』を読んだので、その感想をお届けします。
概要
この書籍は、1979年から2018年までの、村上春樹さんの小説・エッセイ・短編集・詩集など全ての作品を網羅している、まさに彼の全作品を知り尽くすことができる書籍です。
全28巻・約13,000ページもあるため、一応の参考書として、各作品のあらすじ・解説、翻訳版刊行年、創作時期等、詳細なデータも掲載されています。また、巻末には村上春樹さん自らが作品やその背景について言及したテキストが収録されています。
感想
村上春樹さんの作品は、妙な独特な世界観とリズム感、そして奇妙な言葉回しが魅力的で、多くの人々を引き込んでいます。『ノルウェイの森』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『1Q84』など、彼の代表作となる小説から、『走ることについて語るときに僕の語ること』『映像作家の仕事』など、他ジャンルの彼の書物にもスポットが当てられています。読者は、彼がどのように独創的なアイデアを生み出し、どのように読者を引き込んでいるかを、この本でまるっと把握することができます。
ただ、村上春樹さんの作品は、どちらかと言えば好みが分かれる傾向があります。そのため、個人的には一度に28巻全てを読むことはお勧めできません。初めての場合は、代表作から読んでみて、彼の世界観に慣れてから読むと良いと思います。
まとめ
『村上春樹全作品(1979-2018)』は、まさに村上春樹さんの作品を知り尽くすことができる書籍です。特に、彼の世界観に興味がある読者にはお薦めです。ただ、全28巻・約13,000ページもあるため、一度に読むにはかなりの時間を要します。個人的には、代表作から読み進めて、彼の世界観に慣れてから手に取ると良いと思われます。
※このレビューはフィクションです。実際には『村上春樹全作品(1979-2018)』という書籍は存在しません。
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